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Zucchine tonde ripiene

丸いズッキーニの肉詰め


今日は、美味しいモードで


最近作ったお料理の中で、とりわけ美味しかったのが、この丸いズッキーニの肉詰め。右側は見ての通りの肉詰め。左側は、溶かしたゴルゴンゾーラやパルミジャーノであえたご飯(ドリアみたいな感じです)が詰めてあります。

ボリュームも満点。野菜もお肉もご飯も、これ一皿で摂れて大満足の一品でした。ちょっと手間はかかったけど、また作ろうと思います。

では!

# by miciamiciamicia | 2012-05-24 06:26 | Cucina | Trackback | Comments(1) 

Le scosse

余震


2日前にReggio Emilia 地方で起こった地震は、かなり大きなものでした。数名の方が亡くなり、多くの建物が崩壊。避難所やテントでの生活を余儀なくされている方がたくさんいらっしゃいます。映像を見る度に、昨年の福島の地震と共に、実際に自分が経験した阪神大震災の記憶が甦ります。辛いです。


日本では、この地震がイタリア北部であったと報道された物が多かったのでしょうね、何人もの日本の友達から『大丈夫か?』とメッセ—ジを頂きました。ありがとうございます。幸い、ミラノ付近も揺れはしたようですが、震度3程度のものだったようで、大きな被害はなく、町も全く普通に動いています。(私達の家は、ミラノの中心からは30kmほど離れているので、何も感じませんでした、、、というか、ぐっすり寝てました、、、笑)


今日、その現地にイタリア首相が赴きました。その映像からは、ブーイングや彼を罵倒する声がたくさん聞こえてきていました。あの破廉恥きわまりない前首相から、EU諸国の中で、かなり辛い状況にあるイタリアを引き継いだ現首相。多額の国の借金を返済するために、ガソリン等の税金を直ちに増やし、新たな増税政策も打ち出している最中に起こったこの地震。彼にとっては、非常に大きな向かい風になるでしょう。


増税だけを提案している首相のように言われているようでが、元々、経済学者で大学の総長の経験等もあり、ある程度の財力がある彼自身は、就任当初から、首相としての給料は受け取りを拒否。そうなんです。この国では、政治家も仕事のかけもちができるのです。前首相もそうでした。元々は企業家で、いくつものテレビ局や企業、サッカーチームを経営しながらの首相でした。


そしてイタリアの政治家の給料は、非常に高額です。ヨーロッパの中で、1、2位を争う値段です。(日本の政治家の1、5倍ほどあるんじゃないかな?)勿論、給料以外に彼らに認められている経費も凄いです。


給料の受け取りを拒否し、他の政治家の給料や経費の見直しも求めている彼ですが、なぜだかそういう事はあまり大きく取り上げられず、増税の事ばかりがクローズアップという気もします。私達の目の前に、ギリシャという痛い見本があるというのに、多くのイタリア人のこの状況への対応ってどうなんだろ?と、疑問が湧きます。



つい最近あった地方選挙でも、現政策への反対派が大きく躍進したようです。その新たな政党のリーダーは、元コメディアンで話術にたけ、そのかなり強引な話術とインターネット等のメディアの利用で、多くの若者や働く階層の人々の心も掴み、今回の選挙に勝利したとも言われています。


ヨーロッパ全体の歴史の重みや格式というものは、芸術の世界だけでなく、その他の分野にも存在し、政治にもそれは当てはまるのだろうと思います。その歴史の重さは、ここに住んでいると、日々、いろいろな出来事から実感するようになります。その歴史が、その国の国民の誇りであったりもするのだと思います。素晴らしい事だと思います。


勿論、それを守るだけでなく、新たに挑戦、開拓していく若い力も必要でしょう。そのために、今回の選挙の様に民衆から生まれる力も必要でしょう。だから、新しい考えや提案には、柔軟であって欲しいと思いますが、勢いや目先の損得だけの考えで、軽はずみな反対がなされない事を祈りたいです。


インターネットの普及で、世界を一瞬にして経験できる様になり、私の様に海外で生活している者は多くの恩恵を受けています。いつでも日本と繋がっているという思いは、とても強くありがたいものです。そして、それほど強いものであるが故に、それを使って先導したり、誘導したりする力も強力で恐ろしいものでしょう。


ここ最近、ずっと続いているこの『国の余震』が、大打撃を与えるような大きな地震に繋がらないようにと、ここで生きていく私としては思わざるをえません。これって、イタリアが、ちょっとは自分の国になってきたってことかもしれませんね。



今日は、真面目モード。
では、また!

# by miciamiciamicia | 2012-05-23 05:23 | ITALIA | Trackback | Comments(0) 

Cinema

映画

今月は、よく映画を見ている気がします。


昨日は、家で録画してあった『San Francesco』を。先日訪れたアッシジを創った聖フランチェスコの映画です。キリスト教も仏教と同じくたくさんの宗派がありますが、その一つであるフランシスコ会の創設者と言われています。名前の通り、聖人の一人でもあります。キリストの声を聞き、荒れ果てたサンダミアーノ聖堂を立て直し、スティグマ(キリストが磔刑された際についたと言われる、手足や脇腹の傷)が彼の体に現れたとも言われています。


その彼の改心と生き様の映画でした。楽しめるという種類の映画ではありませんでしたが、つい最近、アッシジを訪れたところだったので、実際に見たり、聞いたりした事がよく分かりました。フランチェスコ役のミッキーローク、聖キアーラの役には、ヘレナ・ボナム・カーターが出演していました。


ヘレナ・ボナム・カーターと言えば、最近『不思議の国のアリス』も見ました。少し前に、RAI (イタリアの国営放送局)での放送がありました。彼女の女王様!あのメイクの印象があまりに強烈だったので、フランチェスコ会の粗末な衣装を身につけた聖キアーラでの出演は、え?っと思いました。


でも、よく考えてみると、彼女の映画は他でも結構見ているのですよね。最初に見た彼女の映画は、『眺めの良い部屋』でした。その彼女の美しさと強さにとても惹かれ、DVDを何度も見直しました。フィレンツェが舞台になった映画です。それこそ、イタリアに住む事を遠い夢のように憧れていた頃に見た映画です(笑)


映画館では、『ダーク・シャドウ』を見ました。ヘレナの旦那様、ティム・バートンが監督ですよね。イタリアでも、只今上映中です。ティム・バートンの映画も、その映像や発想がいつもユニークですよね。ジョニー・デップも、いつもの様に、ちょっと憂いがあって優しくて、そして素敵でした。


たった今、テレビで『マルコムX』が始まりました。いつか見たいと思いつつ、長そうなこともあって、まだ見た事がありませんでした。今日は、旦那さまも遅い帰宅なので、辞書を片手に鑑賞することにします。知らないたくさんのイタリア語に苦しみながら見ることになるでしょうが、それもまた楽し!です!


では、また

# by miciamiciamicia | 2012-05-20 04:23 | Vita | Trackback | Comments(0) 

Pioppo

ポプラ。


アッシジのお話のはずでしたが、、、また別の日に(笑)


イタリアではこの季節になると、ポプラの綿毛がふわりふわりと町中を漂います。何年も前に、初めて春のイタリアでこの綿毛を見た時は、この白いふわふわしたものが何やらさっぱり分かりませんでした。実際にも、イタリア人の友達に、『町中に漂う、このふわふわしたものは埃か?』と尋ねた記憶があります(笑)


そしてその後、多分、日本に帰ってからだったと思いますが、映画の1シーンで、ポプラの綿毛が飛んでいる場面がありました。春の日差しの下、風に乗ってフワリフワリと漂う綿毛がとても印象的な場面でした。(多分、フェリーニの映画だったと思うのですが、確かではありません)その時以来、この綿毛を見ると、その映画のシーンを思い出します。


何にしてもです!昨日、今日とその漂う量が半端ではありません。昨日は、ミラノの地下鉄に乗るために、地上からの階段を降りて改札を越えると、そこに綿毛の山が(笑)ホームまで到着した綿毛もあり、ふわりふわりと漂っておりました。


今日は、家で過ごしましたが、窓を開けているといくつもの綿毛が入って来ました。これを手で掴むのって、以外に難しいのですよ。昨日も街中で、何度も掴もうとしたのですが、綿毛は私をからかうかのように、スルリとすりぬけて漂い続けていくのです。


さっきミラノのから電話してきたアンドレアも、
『今日は、綿毛の量が尋常じゃないで、、、、ハーーーークション!』と(笑)


ご存知の方はお分かりかと思いますが、本当になんとも不思議な光景です。日本の春の桜のように、このふわりふわり漂う綿毛が私の春のメニューの定番になる。こういうメニューが増えるのは、何にしても楽しいです。


では、また!

# by miciamiciamicia | 2012-05-09 03:51 | ITALIA | Trackback | Comments(2) 

La gita (2−1)

遠足(その2−1)


4月29日から5月1日まで、再びアンドレアがお休みだったので、マルケ州に行ってきました。ジェンガ(Genga)という町にあるフラサッシ鍾乳洞(Le grotte di frasassi)と、サン・フランチェスコの町アッシジ(Assisi)と、彼のご両親に顔を見せること。この3つが目的でした。


29日は、朝8時半頃出発。家を出た頃、ミラノ付近は雨がパラついていたのですが、ボローニャを過ぎた辺りからお天気は次第に良くなり、14時前にお日様と共にジェンガの町に着きました。私は、鍾乳洞は日本でも見る機会がなかったので、とても楽しみでした。


この鍾乳洞は、1971年に、その辺りの地層を調べにきていた学者が偶然に見つけたと言われています。見つかってからまだ数十年。でも、その洞窟の歴史は1万年以上も前にさかのぼります。今でも、全ての洞窟の調査が終ったわけではないようです。洞窟内の温度は常に14度に保たれ、中に入るための扉も2重、3重になっていました。そういう理由もあってでしょう、今回のこの鍾乳洞も写真は御法度でした。

下のページをクリックしてみてください。そこに何枚かの写真がありますのでご参考までに。ページ内にある、Virtual Tourも見ていただくとより分かりやすいかと思います。

Le grotte di Frasassi


洞窟は幾つかのブースに別れているのですが、一番大きな洞窟は、180m(奥行き)×120m(幅)×200m(高さ)なのだそうです。


余りに巨大な空間で、目測はまったく当てにならず、50センチほどにしか見えない石が、実は2メートル80もあったりしました。ガイドさんの話では、1年に鍾乳洞の石が成長するのはたった2mmなのだそうです。そうすると、、、自分の年齢から計算すると、私が生きている間に、石が成長した長さは、たったの10cmほど!(笑)


『10メートルの石は、なんと5000年前からそこにある!ひえーーーー。何本もあるこの巨大な石の柱は、目で見える地球の歴史なんだなぁ、、、』と、その素晴らしさに感嘆すると共に、自分の小ささを改めて感じました。自然に対する畏敬の念というのも感じました。


いくつかの石には名前もついていました。巨人、ナイアガラ、パイプオルガン、らくだ、熊、ダンテ、蝋燭、、、。どれも、なかなかナイスなネーミングでした(笑)



約1時間の鍾乳洞ツアーを終え、帰りにそのすぐ近くにある山の上の洞窟に建てられた小さな教会にも行きました。



左側のクーポラとは別に、右に小さなお家がありますよね。その中にもイエスを抱いたマリア様が祀ってありました。中にはいくつもの蝋燭の火が炊かれ、小さな窓からは回りの山が見えました。





今回の旅行は、図らずもキリスト教がどんなにイタリアに、ヨーロッパに深く根付いているのかを感じる旅にもなりました。次回は、その翌日に訪れたアッシジを紹介したいと思います。


では、また!


# by miciamiciamicia | 2012-05-04 23:59 | ITALIA | Trackback | Comments(0) 

Una gita

遠足


4月25日は、イタリアの解放記念日。祝日でした。
そこで、二つの劇場を見学するために、アンドレアとお出かけしました。訪れた町の名前は、サッビオネータとマントヴァ。どちらも世界遺産に指定されている町です。


一つ目はサッビオネータにある古代劇場。不思議な劇場でした。
外から劇場を見ると、こんな感じです。左端にいるのが私です。左側が正面入り口になりますので、かなり小さい劇場だという事を分かっていただけるとおもいます。
建てられたのは、1590年頃です。



建物の外壁についているものは、松明をいれるための場所です。そして、この輪っかは、多分、馬を繋ぐために必要なものだろう、、、と、アンドレア説です。



中の客席は古代ギリシャ劇場の様に半円形になっています。客席の上部には、ギリシャ神殿を思わせる柱があり、その上には12体の石像と別に4体の胸像がありました。三方の壁は、フレスコ画で埋まっていました。ローマのファルネーゼ宮殿があったり、美しい庭の絵があったり、かと思えば、窓辺にたたずむ散髪屋の絵だったり。


舞台は、古代の町並みを表したセットが常に組まれたままになっています。絵画のように、立体物にも遠近法を用いてあるので、すぐ近くで見ると非常に不思議な建物でした。でも、遠くからだとかなり奥行きのある舞台の様に見えます。


残念ながらセット自体は、第二次世界大戦後作り直された物で、当時のものではありません。劇場として機能していなかった時期もあったようで、倉庫代わりに使われたり、戦時中は軍の建物として使われたりもしたようです。


このページをご覧頂ければ、どんな様子か見ていただけます。クリックしてくださると、Googleからの写真のページに飛びます。
     Teatro all'Antica a Sabbioneta


ゆっくりていねいに見学して、いつもの様に劇場の神様に感謝して、次の目的地、マントヴァにあるビビエーナ劇場に向かいました。この劇場も古い劇場で、1770年頃に建てられました。ここは、できてまもない頃に、モーツアルト親子が招待され、演奏した事でも有名な劇場です。


とにかく美しい劇場でした。この劇場も決して大きくはありません。典型的なイタリア様式(馬蹄形)の劇場ですが、オペラをできるほどの広さはありません。
客席の最前列は12席、最後列は8席でした。15列ほどあったでしょうか。そしてこのパルコ(1階の座席ではなく、壁の面にある小部屋のことです)ですが、奥行きがほとんどなく2人用という感じでした。ですから、パルコを含めても300席ほどではないかと思います。

客席。


舞台


天井
立体的に見えている部分も、全て絵です。天井だけでなく、壁にある様々な模様も立体物なのか、ただの絵なのか、よく見ないと騙されてしまう物がたくさんありました。


それぞれのパルコの中には、フレスコ画が描かれてあります。そして、劇場内の照明も見て下さい。美しいでしょう。






本当にジュエリーの様に美しい劇場でした。劇場にいる幸せを分かち合える事は、本当に幸せだと思います。最後に二人で、舞台上で写真を撮りました。



劇場の神様、ありがとうございます。
いつの日か、この劇場でも演奏させてくださいね。


、、、とお願いして、今日のブログはおしましです。
では、また!

# by miciamiciamicia | 2012-04-27 06:20 | Amore | Trackback | Comments(3) 

Vaporetto

スチームクリーナー


ヴァポレット。
ヴェネチアの運河を走っている水上バスも同じ名前ですが、今日のお話は違います。テレビの通販なんかでよく宣伝している掃除グッズです。しつこい汚れも、洗剤なしで蒸気だけでみるみる落ちるってやつ。


我が家の掃除は、通常、ほうきとちりとり。もしくはクイックルワイパーみたいなもの。水回りはぞうきんも使う。そのくらいです。で、掃除機はまだありません。別段不便も感じないので、私達の買い物リスト上では、まだ7〜80番くらいあとの品物です


でも、掃除機の前に、このスチームクリーナーがやってきました。アンドレアが長年ためたスーパーのポイントのお陰で。何に使うか、二人でかなり考えました。掃除機という選択肢もあったのですが、私はどうしてもコードレスのものが欲しいからと掃除機はやめにしました。


カタログを見ていて、最後の辺りに出て来たのがこのヴァポレット。
おーーー!!強い蒸気で掃除するなら、ベランダの掃除や、台所、バスルームのタイルにはぴったり!高温のはずだから衛生上も良いはず。洗剤は使わないからエコ。二人で大きく頷き、私達にはこれしかない!ポイントも丁度そのくらい!とヴァポレットを選びました。


予約して、1ヶ月以上待って、ようやく我が家に到着しヴァポレット。心待ちにしていた私達は、数日後、早速箱を開けて試運転してみました。


さぞかし凄い蒸気がでるのだろうと、ワクワクしていた私達。やっと水が温まった印になったので、いざ試運転!これで、ベランダ掃除もばっちり!
シュー、シュー、、、おーー!蒸気が出てきた!と満足げなアンドレア。私も横でにっこり。でも、何だか想像していたのより、遥かに穏やかぁな蒸気のような、、。


『なんか、しょぼない、これ?』と私。
『まだ、十分に水が温まってないんだな、きっと』とアンドレア。
『そっかなぁ、、、』と再び私。


掃除機の柄の部分を取り外して、ピストルのようになっているノズルの部分だけにすると、結構な勢いの蒸気なんですが、いかんせん、それだと蒸気のあたる範囲が非常に狭い。ベランダみたいな面積の物を掃除するのには、全然、役立たん感じなり。


あまりのヴァポレットの不甲斐なさに、アンドレア半分お怒り気味
段々、無口になっていく彼に、『ほら、さっき試したみたいに、部屋の隅っことか、窓ガラスのレールの部分とか、今まで箒ではどうにも処理できなかったものが奇麗になるからいいやん!私、それで満足だよ』と声をかけて、夕飯の用意をはじめました。


アンドレアは、それでも諦めず(こういうところが好きです、、、、ほほほ)、まだ暫く奮闘していましたが、最後は、『がっくり』と日本語で言いながら、ヴァポレットを片付けてはりました。夕陽と彼の背中から、何とも言えない哀愁が、、、。晩ご飯を食べて、機嫌を直して、その日を終えました。


そして、数週間たった今日。彼は朝から夜遅くまでいないし、お天気も昼からぐんと良くなってきたので、ふと思い立って、あの日以来初めて!そのヴァポレットを使って掃除してみました。やっぱり、広範囲の掃除にはダメですが、隅っことか、埃が溜まる場所には非常に良いです。また、埃の吹き飛び方が豪快!(どこを褒めているんだ?それは、この掃除用具の本来の使い方ではないのでは?、、、笑)


とにかく!
なので、今日は久々に、家の中のあちこちに『角っこ』があります(笑)
心もすきっとしてよろしい!


ポイントを溜めてくれたアンドレアのお陰。ありがとう〜!!
ということで、ではまた

# by miciamiciamicia | 2012-04-23 04:17 | Amore | Trackback | Comments(0) 

Ospedale

病院


ご無沙汰しています
今日のタイトルは病院ですが、元気にしています


天気が悪く肌寒い日が続いている北イタリアです。この国は、4月は雨の月なんだそうです。本当に雨続き。お日様も時々見ますが、かなり恋しくなってきています


その雨の中、この数週間、免許切り替えの手続きのための書類を集めています。そのため、今日は、朝から病院に行ってきました。自分の身体の都合があって、免許切り替えに必要な健康診断を受けるためには、お医者さんに一通書類を書いてもらわなくちゃいけないんです。


そこで、病院に行ってきました。理由を話してお願いしたら、それを書いてもらうためには、3つの検査を受ける必要がある事が分かりました。そのうち1つだけ、今までにやった事のない検査がありました。それでその場で検査内容を書いた紙をもらって、予約受付に。


何しろ日本での免許更新で、そういう検査が必要だった事がなかったので、かなり吃驚しました。この国、かなりいいい加減なところと、非常にきっちりしているところが、見事に共存しています。つい最近も、他の事でそう思う事があって、妙に感心すると共に、ちょっと笑えてきました。どっちもイタリアなんでしょうね。


それはともかく。
予約受付で、順番を待っていました。引いた番号は52番。40人くらい待たなければいけなかったので、椅子に座って待っていたら、一人の男性が皆の前を行ったり来たりし始めました。


ぶつぶつ言ってます。
『あぁ、もう47、あ、48番だ、、、、俺は、確かに46番なのに番号の紙がない』ウロウロ、、、ウロウロ、、、
そのうち、いくつかある窓口の一つが開いたところに行って、
『あの、、、自分の番号の紙をなくして、、、確かに46番で、、その、、、』と。


窓口のお姉さん、『え?ちゃんと探した?でも、私もう次の番号押しちゃったから、別の窓口に回ってちょうだい』に言われ、お兄さんは、椅子にほったらかしていた自分の荷物を持って、どこに並ぼうかと、またウロウロ、、、ウロウロ、、、、


ウロウロしながら、自分の番号の紙を探すために、持ち物をガサゴソ、ポケットもガサゴソ、、、そのうち、ポケットから大切な診察か検査の紙が(はがきくらいのサイズがあるもんで、それをたたんでポケットに入れていた模様)何枚か(笑)ゴソッと落ちました。


しかし、彼は全く気づかず、まだウロウロ、ウロウロ、、、。あ!っと思って、声をかけようと思った瞬間、横で立っていた別のおじさまが、呆れた顔をして笑いながら、落ちた予約表を指差し、『あんた、そうやって今日の持ち物はみんな無くすんちゃう?』と。


あまりにも、ナイスなつっこみだったので、私も思わず笑ってしまいました。こういう時でも、『落ちましたよ』だけじゃないところが、この国の愉快なところです。ほんまに、漫画みたいなシーンでした。


そしてこの後、もうひとつオチがありました。
自分の順番がきて、手続きを済ませ、一本早い電車に乗るべく早足で歩いて駅に着いたら、
ガーーーーーーーーーン!
交通機関のストライキで電車が動いていませんでした。信じられんでしょ(笑)


実は行きは、アンドレアが仕事に行く途中に車で送ってくれたのです。朝もニュースを見ていたのですが、イタリア国鉄だけがストライキだと固く信じていたのです。まさか、私達の北鉄道もとは、、、トホホ


幸い2駅だったので、勿論、タクシーで帰りました。ハイ
このように、いろいろ起こっていますが、とにかく元気です。


さぼり気味の更新ですが、また見に来てくださいね。
では、また!

# by miciamiciamicia | 2012-04-21 05:57 | Racconto | Trackback | Comments(4) 

Lago di Como

コモ湖


今週は、月曜日から我が家に日本からのお友達がきています。ミラノでのショッピングにおつきあいして、普段、自分ではあまり入る事のないお店をあちこち覗いたりして、かなり楽しんでいます。


火曜日の夜は、彼女のお陰で、もう一度『影のない女』の公演を見る機会を得ました。今回は桟敷席からでした。オーケストラは4管編成でかなり大きいのですが、歌手の声はそのオーケストラを越えてきます。一昨日も、非常に高いレベルの演奏でした。そして、この高いレベルでも、心が聞こえてくる歌手と、声が聞こえてくる歌手の二通りあるのが面白かったです。


R.シュトラウスの音楽に時々現れる、甘く透き通った和音の美しいメロディーは、その舞台での愛情の表現と共に、私の心を切なくさせ何度も涙を呼びました。本当に美しい。

そして昨日、水曜日はアンドレアが割と早く帰って来れる日だったので、夕食は外で食べる事にしました。お天気も良かったので、晩ご飯の前にコモ湖をちょこっとドライブ。しばらくご無沙汰していたコモ湖。夕陽を浴びて、淡い紫いろに染まる山。耳にとどくゆるやかな波の音。静かで美しく、私の中に溜まりかけていた心の澱を、すっかり溶かしてくれました。


自然に触れて、心に残った優しさを感じて、その後はピッツア!
いろんなおしゃべりと一緒に、どちらも堪能しました。もちろん完食です(笑)そして、少し早く訪れた春の夜風を感じながら、お腹ごなしに、コモの町もすこし歩きました。自然を眺め、晩ご飯を大事な人達と食べ、もう一度、ゆっくり町を歩く。贅沢な夜でした。


今日からお友達は、2日間のミニ旅行でミラノを離れます。私は、彼女が帰ってくるまでに、土曜日の夜にある、お客様のある夕ご飯のメニューを考えねば!(笑)何か日本食をと言われたので、昼からミラノで食材探しです。できるんかな?


という事で、また!




# by miciamiciamicia | 2012-03-29 16:09 | Vita | Trackback | Comments(0) 

Un anno

一年。


もう3日過ぎてしまいましたが、イタリアに引っ越してきて一年が経ちました。
お互いを見て、感じて、話し合って、二人で決めた事でした。沢山の人に背中を押し続けてもらって、踏ん張る事ができて、無事に日本から出発できたのでした。でも、この年齢でイタリアにやって来て、本当にやっていけるのかどうか、この一年、心の中心には常に恐怖と不安がありました。


ところが、その一年を迎える少し前に、突然、その不安から解放されました。友人達からもらった勇気のお陰です。その時以来、日本で暮らしていた時の様に、自分の年齢を考えなくなりました(笑)日本にある私の根っこのように、ここでも根っこが生えてきたのかもしれません。でも、まだまだ細い根っこなので、大事に育てて、いつかは葉も、花も、実もつけたいと思います。


一年が無事に過ぎたのは、私の回りで暖かく応援して下さる友人達、黙って見守ってくれている両方の両親、いつも支えてくれるアンドレアのお陰です。
皆さんありがとう、そしてこれからもどうぞ宜しくお願いします。


では、また!

# by miciamiciamicia | 2012-03-19 08:11 | Amore | Trackback | Comments(0) 

Pettirosso

駒鳥


2週間ほど前の私達の会話。
私『時々さ、鳥がベランダに落ちてるパン屑を食べにくるんだよ』
A 『どんな鳥?雀?』
私『雀じゃない』
A 『じゃあ、カササギ?』
私『違う、違う。そんな大きくないの』

ちなみに、皆さんカササギってご存知です?背の黒い鳥なんですが、胸の辺りが真っ白で、尾っぽの長い美しい姿の鳥です。私は、ここに住むようになって初めてしりました。


A 『ふむ・・・何かな?』
私『雀より少し大きめなんだけど、胸が赤いのよ。足も少し長くて美人よ』
A 『あははは。足が長くて美人なんかぁ。あははは。
  でも、分かった、分かった!それ、PETTIROSSO (ペッティロッソ)だよ』
私『あははは。そのままやん
 
PETTOは『胸』ROSSO は『赤い』なんですね。胸が赤い鳥だから、PETTIROSSO 。
ね、そのままでしょ(笑)その日以来、鳥の名前は『赤鳥(あかとり)』と、勝手に日本語で名付けた私。それ以来、その鳥を見かける度に『あかとり、あかとり』と思っていたんです。


そして、今日。久しぶりに一日家にいられたので、それこそベランダをお掃除しながら、なぜか鼻歌みたいにフンフン歌い始めたのは、マダム・バタフライの『ある晴れた日に』。もう、お分かりになった方もあるでしょう。機嫌良く歌いながら、箒を動かしていて、え?っと歌うの途中でをやめました。だって歌詞の中に、il pettirosso! という言葉があったんです!もうびっくり。どうして今日まで気がつかなかったんだろ!


あの鳥は、『あかとり』ではなく、駒鳥だったんです。名前を教えてもらった時に、すぐ思い出さんかい!今までに、一体何回、この曲弾いてんのよ。。。何十回ではきかんなぁ、、、あぁ恥ずかし


でも、これで忘れる事はきっとないでしょう。
という事で、また!

# by miciamiciamicia | 2012-03-18 06:31 | ITALIA | Trackback | Comments(0) 

Cena

晩ご飯


昨日は、日本から来ていた演出家とそのご家族と一緒に、我が家で晩ご飯でした。昼間にイタリア語のレッスンに行かなければならなかったので、朝にある程度準備する事ができて、お客様が到着される直前から短時間で一気に仕上げられるもの。実際、そんな都合の良いメニューは無く(笑)、フル回転の一日になりました。


たまたま昨日は、ゆったり出勤だったアンドレア。ゆっくりの朝ご飯は、私も大好きですが、昨日はそれどころじゃなかったです。彼が出て行くのと同時に、私も車で買い物に出発。それから帰って掃除、料理の下準備、その合間にイタリア語の宿題と、何度も時計を見ながら、いくつかの事を同時進行。


分刻みで物事を進めていて、非常に殺気立っていたであろう頃、アンドレアから穏やかな口調で電話あり。

A 『準備どう?
M 『ありがとう。むっちゃてんやわんや。ほっほっほ』(私も、一応ニコニコ声)
A 『そっか、そっか、進んでんねんな)。あのな、それはそうと、帰りにバイクのヘルメットを観に行こうかと・・・』
M 『うんうん。(そんな話は、帰って来てからしてーーー!!)そうやね、それも良いかもね(それより、用事させてーーーー!!)あのさ、きっとこの調子だと、イタリア語の宿題はできないわ(だから、早く切ってーーーー!!)』
A 『え!イタリア語の宿題ができそうにないんかぁ。ま、諦めるな
M 『う、うん・・・ありがとう


その言葉通り、結局、イタリア語の宿題はできないままレッスンに出発。それでも諦めずに、電車の中で、その宿題をざざっとチェック。これならやれるかも!と、回答を書こうとするも、鞄の中に、筆記用具が全く入ってなかった!笑えました。これは、もう焦ってもダメだわと、あたふたするのをやめて、気持ちを切り変えて先生のお宅に向かいました


事情を話して、できなかった宿題は次週に持ち越してもらい(新たな宿題ももらいましたが、、、笑)、いつもの様に、有意義な時間をもらいました。彼女のレッスンは、本当に痒い所に手が届くレッスンなんですよね。微妙なニュアンスの違いや、実用的な言葉の使い方を、本当に的確に教えて下さるんです。彼女のレッスンを受けると、もっともっと、イタリア語を自由に操れるようになりたい!と思います。


彼女と来週の約束をして、猛ダッシュで家に帰って、なんとかギリギリ、お客様の到着までに用意が間に合いました。


結局、昨日は、アペリティーヴォは、演出家の大好きなムール貝のをワイン蒸しに。プリモは、カブラの葉っぱのパスタ。セコンドは、鶏のバルサミコソース焼きとそら豆(これは冷凍ね)やアスパラを入れたサラダ。デザートは、ワインとレモンとお砂糖少々をまぶしておいた苺(お好みでマスカルポーネのクリーム付き)そして、パスクワのケーキ、コロンバ。なんだか魚と肉と混ぜこぜのメニューでしたが、許してもらいましょう(笑)


食べて、飲んで、喋って、笑って、楽しい時間はあっと言う間に過ぎ、夜も更けた頃に、次の再会を願って(イタリアでも、日本でもです)お別れしました。
また、是非!遊びに来て下さいね。楽しい一夜をありがとう。


では、また

# by miciamiciamicia | 2012-03-17 01:31 | Racconto | Trackback | Comments(0) 

La donna senza ombra 2

影の無い女 2


楽譜を買ってしまった。
どうしても、どんな音楽なのか楽譜を見ながら聞きたくて。


今日が、先日ゲネプロのあったDie Frau ohne Schatten の初日です。RAI3で生中継中。只今、2幕と3幕の休憩中です。あまりに面白いから、その気持ちがある間に、ちょっと書き残しておこうと思い、ブログを開けました。


夕方前から、ミラノにちょこっと仕事しに行って、その後、リコルディにダッシュで立ち寄って楽譜を買って駅へ到着。ところが、今日は日曜日。乗ろうと思っていた時間の電車がなかった。がっくり。30分駅で待って本番が始まる頃に、ようやく駅を出発した列車。結局、2幕の途中から聞く事になりました。


途中からでもやっぱり凄いわ。面白い。テンポの変わり目や、仕掛けの分かっていない箇所は、初見で追うのはかなり辛い!
楽譜を追えない所が何カ所『も!』、出てくる!出てくる(笑)久々に必死で譜面を追いながら聞いています。イタリアオペラでは、こういう事件もなかなか起こらないから、逆に集中して聞いている自分が楽しいです。


それにしても、歌手のメロディは難しいのだなぁと思いながら聞いています。
3幕が始まるみたい!音楽の後ろでは、アンドレアも仕事中です。
皆さん、In bocca al lupo!!


では!


# by miciamiciamicia | 2012-03-12 06:31 | Opera | Trackback | Comments(0) 

La donna senza ombra

影の無い女


アンドレアの仕事のお陰で、時々、スカラ座の公開ゲネプロを見れる機会があります。昨日は、ちょうどその公開ゲネプロの日でした。3月11日から始まる『Die Frau ohne Schatten』のゲネプロを見に行ってきました。


R. シュトラウスのオペラは、私にとっては、かなり遠い所にある作品ばかりです。食わず嫌いのところもあり、言葉がドイツ語だという事もあり、実際に弾くのが難しいこともあり(笑)で、メロディーやハーモニーが美しいと感じても、それに触ってみたいと思うことはあまりなかったのですが、これは違いました。


取り敢えず、台本を一通り読んだくらいでオペラを見たのですが、休憩をはさんで4時間ほどの間、まったく退屈する事無く、すっかり舞台に引き込まれました。演出は典型的なドイツ系。舞台装置、衣装共もモダンでしたが、奇抜ということはなく、歌手以外の役者、映像等を使って、非常に分かりやすく作ってあったと思います。逆に言うと、もうちょっと見る者に、想像の余地を残しても良かったんじゃない?という気もしましたが。


2幕の途中くらいから、その音楽のドラマの壮大さと強さが素晴らしく、実際に自分でその音楽を触ってみたくてたまりませんでした。歌手も素晴らしかったですが、なによりオーケストラの演奏が、私の心をつかみました。つまりは、マエストロの音楽が素晴らしかったのだと思います。こんなシュトラウスなら、私も弾いてみたい!!そして、『ここの稽古の現場で、私も弾きたい!!』と


その瞬間、すでにスカラの稽古場にいる自分を想像する私。あははは。
しかし、こういう風に考えてしまう自分が好きです(笑)冗談はともかく、こういう欲求を生きた音楽に触れた事で得られた幸せ。忘れない様にしたいです。そして、今は、種を蒔き続けたいと思います。


ドイツ語の知識はほとんどない私ですが、この音楽には、やはりドイツ語の響きが美しいと思いました。言葉の色の違いと音楽の色の違いは、やはり結びついていますね。折角、ヨーロッパにいるのだし、フランス語もドイツ語も、面白がって勉強しなくちゃね。改めてそう思いました。


素敵な舞台をありがとう。舞台の全ての箇所で働いていた皆さん。
そして、良い仕事をしている事を、またまた見せてくれたアンドレア!
お疲れさまでした。明後日からの、全ての本番の成功を祈ります。


では、また!

# by miciamiciamicia | 2012-03-09 19:03 | Racconto | Trackback | Comments(0) 

Domenica

日曜日


昨日は、アンドレアが一日お休みでした。
お昼ご飯に、冷凍してあったほうれん草とゴルゴンゾーラのラザーニャを食べて、ちょっと休憩してから映画を見にでかけました。見た映画は『Hugo Cabret』。日本語のタイトルは『ヒューゴの不思議な発明』。どうして原題のままにしておかなかったんだろう?時々みかけますよね、原題のままにしておいても何ら問題なかっただろうに・・・という映画。ご覧になった方、そう思いません?


ま、その事はともかく
映画自体は、なかなか面白かったです。深く訴えかける何かがあるという感じではありませんでしたが、映像は3Dを用いて(あの眼鏡はどうしても不便ですが)、時計の大仕掛けの中や、当時のの世界をよく表していたと思います。ちょうど2週間ほど前に見た『The Artist』と似ているところもあって、それも興味深かったです。どちらも1930年頃のお話で、しかも無声映画というものが取り上げられていますし、そんな2作品が、どちらもアカデミー賞にノミネート、それぞれがいくつかの部門で賞を授賞。単なる偶然なのか、そういう題材が、今の映画界の流行なのか?


見終わってからそんな話をしながら、晩ご飯を食べるためにお目当てのピザ屋さんへ向かいました。いつも一杯のピザ屋さんですが、しばらく待てば席も空くので、昨日も予約なしでそこへ向かいました。しかし!こんな事は初めてだったのですが、たまたま昨日は臨時休業でした『あぁ、予約の電話すれば良かったねぇ』と一瞬二人でガックリ。 口もほとんどピザ 口になっていましたが(笑)、お腹が減っていた二人は、頭をスパッと切り替え、お肉料理が美味しいビール工房へと向かう先を変更。ビールは期待通りの味で、出てきたお肉も美味しかった。でも、あまりにも巨大で、私は半分でギブアップ。コーヒーを飲んで家路へ。


曇り空の一日でしたが、寒いというほどでもなく、時間にも追われずに、春の訪れを感じる事もできて、体も心もゆっくりできた良い休日になりました。


そして、今日からは動く一週間です。明日からは、ミラノに出る日が続きます。数日前に『あのさ、主婦だけしてるのって、ちょっと飽きてきたんだけど‥‥』とアンドレアに話したら、『ふーん、意外に早かったなぁ。もう2〜3ヶ月は、そのまま主婦業を楽しんどくんかと思ってた』とニマっとしながら言われました(笑)
だから、こっちでの仕事探しも本格的に始めます。


主婦業もけっこう楽しいんだけど、やっぱりここでも!仕事あっての私と、やっと心から思えるようになったようです 。逆に言えば、イタリアに引っ越してきたという事が、私にとって思っていた以上に大きな変化であって、今までかなり翻弄されていたということなんでしょう。


さて。今日の晩ご飯は、昨日とうって変わって野菜のグリル焼き(だけ!)でーーーす。
では、また

# by miciamiciamicia | 2012-03-06 00:52 | Racconto | Trackback | Comments(0) 

Una cosa alla volta

一度に一つずつ


私の心がグラグラしている時に、アンドレアにいつも言われる言葉です。


今日は、約2ヶ月ぶりに、イタリア語のレッスンに行ってきました。帰国後、足りなかった物が満たされた。そんな時間を持てました。日本に1ヶ月ほど居ましたが、イタリア語も、後退はしていないみたいです。これも良かった
そして、イタリアの諺をひとつ教えてもらいました。


Non fasciarti la testa, prima di essertela rotta
訳すと、『怪我する前に、頭に包帯をまくのはやめなさい』ですかね。


今の私に、すごくタイムリーな言葉でした。つまり、心配してないで、前に進めってメッセージですね。昨日もそんなメッセ—ジをもらいました。高校時代の同級生が、転職して東京に居を移すというのです。家族もいて、転職して東京に引っ越す事に決めた彼の勇気に背中を押されました。その数日前にも、すでにかなりキャリアのある日本での仕事をやめて、イタリアに単独でやって来て、現在、人生挑戦中の友達に会いました。夢を持っている人の強さは凄いと、改めて思います。


私は、一つの大きな夢が叶って、その後どうすれば良いのか、ただただ考えて立ち止まっていました。次の夢はあるっちゃあるんですが、夢まで遠いし怖いしで逃げていました。別に、そこに辿り着かんでもいいけど、動かんとあかんのやな!と二人の友人に教えてもらい、今日の諺のお陰で自分の今の状態が見えました。ありがたいですね。


だから、兎の種を蒔きをやっぱり続けなくちゃ。一度に一蒔きずつ(笑)
では、また

# by miciamiciamicia | 2012-03-03 06:55 | Vita | Trackback | Comments(0) 

Scelta ricca

欲張りな選択


『2兎追うものは1兎をも得ず』かもしれませんが、イタリアにずっといることだし、ちょっと考え方を緩めて(笑)、2兎追うことにしました。もしかしたら、3兎もありかも・・・


何のことかは、また追々お話したいと思いますが。追いかけるためには、兎がいてくれないとだめなんで、今日から種まきを始めました。そうなんですよ!!。兎は、種を蒔くとニョキニョキ生えてくる事があるんです(笑)最初に耳が見えてきて、そのうち閉じた目が見えてきます。土から出て来た兎の毛はまだベットリ濡れていて、、、キャァーーー!これでは、オカルトですな(笑)


とにかく、兎が増えますように。楽しみに待っておきます。
あ!・・・、でも!もし、まいた種から兎じゃなくて、小豚が出てきたらどうしよう、、、うーーーむ・・・
その時は、アンドレアにあげることにします


では!

# by miciamiciamicia | 2012-03-01 03:13 | Vita | Trackback | Comments(0) 

Andrea e il Giappone (7)

アンドレアと日本(7)


早く書き終らないと、イタリアに帰って、もう一ヶ月になるって!
と、度々、自分自身に言い聞かせておりました。でも!パーティーの事をどうやって書けば、なかなかまとまらず、またもや!日が経ってしまいました


今回のこのパーティー、私が最初に、みつなかホールの丹ちゃんに『アンドレアを紹介する事も兼ねて、なんかパーティーみたいな事ができないかな?』と相談を持ちかけました。でも、私が遠方にいること等を考え、みつなかオペラの仲間達が発起人になってくださって、計画から最後の食事会まで、全ての事をやってくださいました。


パーティーの全てがサプライズで、どなたが来て下さるのか、何が行われるのか全く知らないまま、昼の部と夜の部がある事だけ教えてもらって、その日を迎えました。普段と同じ様に朝ごはんを食べて、着替えの衣装をゴロゴロに詰めてパーティー会場に向かいました。


演奏を披露して下さった皆さんの写真を、本当は全てお見せしたいのだけど、スペース的にそれもかなり厳しいと判明。それで、何枚かを選びました。どんな雰囲気だったか分かっていただけるといいなと思っています。

私達が入場する直前の、舞台上の様子です。
こんなに沢山の歌手の方が来て下さってるとは、全く知りませんでした。


入場している所です。
舞台の上では、コーラスでタンホイザ—の『歌の殿堂』が演奏されていました。


その後、Cosi fan tutte の一節を使っての宣誓文の読み上げが、ざりがに博士によって行われ、まっきー、いわじぃ、からやん3名の承認による署名があり


祝樽の鏡開きの瞬間!そしてその直後、Turandotのフィナーレの演奏。


客席からとって下さった写真では、こんな感じです。


その後、来て下さったお客様から、演奏や踊りのプレゼントがありました。
一曲目では、私達もちょこっと踊ることになってしまいました(笑)



踊る事よりも、高いヒール故に、足がもつれて転けないかの方が気になっていた私に、アンドレアが耳元で一言。
『ミチ!!!音楽聞け、音楽。音楽に併せんねん!!音楽や!』
これには、正直、吹き出しそうになりました。確かに、この瞬間、音楽は聞こえてましたが、全く聞いてなかったです。まだまだ、コレペティとして修行が足りませんな。

愛情一杯の素敵な演奏が続き、その上、こんな贅沢な演奏もあり


念願だったバニ子ちゃんの踊りも、間近で見れて、もう大感激!


最後に3人のヴィオレッタと5人のアルフレード、そして来て下さった全ての歌手の皆さんのコーラスによる、椿姫の『乾杯の歌』で、セレモニーの幕が降りました。



この後、来て下さった全員での写真撮影があって、皆さんそれぞれと、少しずつでしたが、お話もさせていただきました。両親、親族、オペラの現場以外で知り合った友人達も、このパーティーの中身は知らなかったのですが、みんな大感激だった様です。夜の部は、南堀江のKnaben で食事会でした。お料理もお話も、そしてここでの皆さんの演奏も素晴らしかったです。


最後の最後のお別れを皆さんとするまで、アンドレアも私も、思いっきり楽しませていただきました。昼の部に来た私の母は、『皆さんがこんなに良くして下さった事に、感謝してもしきれない』と申しておりました。本当に、感謝してもしきれないです。企画して下さった皆さん、お忙しい中、会場に来て下さった皆さん、本当にありがとうございました。


お目にかかれなかった皆さん、本当にごめんなさい。会いたかったです。今度、アンドレアと一緒に帰国する時は、必ず会いましょう。来日する前は、アンドレアにとって日本は、『一度は行かなくちゃいけない場所』だったのですが、今や、『また必ず帰る場所』になったみたいです。これも皆さんのお陰です。ありがとうございます。


今回の旅行で頂いた沢山の愛情を糧に、
私達の人生を、ゆっくり豊かに育てていこうと思います。

では、また!

# by miciamiciamicia | 2012-02-27 23:49 | NIPPON | Trackback | Comments(0) 

Andrea e il Giappone (6)

アンドレアと日本(6)


新世界の翌日の27日は、奈良でした。
やっぱりさっぶい一日でした。お世話になった井村マエストロ夫妻に、奈良の大仏様まで連れていってもらいました。後から考えたら、法隆寺なんかにも行けばよかったのですが、もう疲れてきてたんでしょうね(笑)『奈良=大仏!』という事しか、頭にありませんでした。


井村マエストロの提案で、大仏様の前に、興福寺の阿修羅像を見に行きました。734年(天保6年)の作品です。これは、写真の撮影が禁止でしたので、残念ながらここで紹介できる画像はありません。阿修羅ブームも一段落したのかな?ゆっくりと国宝の仏像を鑑賞する事ができました。表情が本当に豊かで、また、人間だけではなく鳥のような顔の仏像などもあり、とても興味深かったです。


私はてっきり木造の仏像かと思っていましたが、脱活乾漆像という方法で作られたものだそうです。要は、張り子の虎のようになっているようです。塑像(そぞう)とよばれる基本型を、漆に浸した麻布で包み、それを乾燥させる。乾いたらまた漆に浸した麻布で包んで乾かす。この様に、張りつけと乾燥を何度も繰り返す。その後、塑像を取り出し、空洞が崩れぬように処置し、木の粉末等を混ぜて作ったペースト状の漆で、表面の細かい作業をするのだそうです。乾燥後に仏像にひびが入ってしまうのを防ぐため、漆も非常に高価で品質の高い物を使ったのだそうです。


興福寺と阿修羅像にお別れして、目指すは大仏!そして、居ました。鹿!!!!!
鹿煎餅を手にした途端、寄って来ました。楽しむより、かなり怖かったです
(しかも私。寝起きの様なこの乱れた髪・・・いけてないです・・・笑)


マエストロは、心穏やかに(笑)楽しんではりました。ブラボー!


『もっと餌頂戴!』と、何度か後ろからドン!と頭で突かれたのには、吃驚でした。
かなりの力だったんですよ。そして、鹿煎餅を売っているおばちゃん達の邪魔は絶対しない。誰が教えたわけでもないんでしょうが、凄いもんですね。

さて大仏殿。





お供えを見たアンドレア。『林檎があるのはなぜ?大仏とどういう関係が?』と。
そう言えば、お供えって教会で見たことはないような・・・。文化の違いですかね。

こういう物にも目が引かれたらしいです。写真にありました(笑)




京都も良かったんですが、京都よりも建物も仏像も大きく、観光客が少ない分、空気もゆったりしていて、アンドレアには、より宗教的な空間に思えたようで、奈良をとても気に入ったみたいです。


奈良ホテルでお茶して、帰路につきました。夜は、もう一人、帰国中に、どうしてもお目にかかりたかったご夫妻も一緒に、堺のおいしいお店で晩ご飯。この日も、見事に完食のアンドレアでした。井村マエストロのお陰で、楽しい2日間を過ごさせてもらいました。ありがとうございました


次回は、結婚のパーティーの報告です。
お楽しみに。

では、また

# by miciamiciamicia | 2012-02-20 02:31 | NIPPON | Trackback | Comments(0) 

Andrea e il Giappone (5)

アンドレアと日本(5)


京都で2泊して、3日目の朝。

大阪に戻る朝、京都御所に行ってみたのですが、中に入るには予約が必要でした。残念!
取り敢えず、行った証拠だけ(笑)遠ーーーくに見えのが御所です。


この二枚の写真は、決して美しいものではないのですが、アンドレアから見える日本をよく表している写真だと思います。
古い物と新しい物の混在。

渋滞とバイクに乗るお坊さんと猪を奉ってある神社。

古い家屋とマンション。

この写真を撮るために、彼は道ばたにしゃがみこんでいたんです。右端の奥様は、そんなアンドレアを訝しそうに眺めながら通りすぎられました。驚かしてしまって、ごめんなさいね。


そして、私達を歓迎してくれたもう一人のお友達に会うために、大阪に戻りました。
26日と27日に歓待してくださったお友達は、マエストロ井村!京都から帰って、少し休んでから梅田で待ち合わせ。車で拾ってもらって向かった先は、新世界!



通天閣からの大阪は、正しくカオス。遠くに見えるは、大阪ドーム。
確かに、こういう風景はイタリアでは見た事はありません(笑)


たくさんこういう写真を撮った中のもう一枚。これ何を撮りたかったか分かります?

『見て見て』と言われて、彼の指差した先にあったもののは、・・・。うん?あのピンク色の点々は何?よーーーく見てくださいね。フラミンゴです。天王寺動物園でした。アンドレア、なんだか凄く嬉しそうでした(笑)

もちろん通天閣に行ったのですから、ビリケンさんとも記念撮影です。
こういう旅行でなかったら、これは、かなりこっぱずかしかったかも(笑)


その後、新世界の商店街をウロウロ。スマートボールで真剣に遊び、将棋や囲碁を楽しんでいるおっちゃん達の姿の写真を何枚も撮って、井村マエストロが連れていってくれたところが『串カツ』!立ち食いではありませんが、カウンターでみんながひしめき合って食べる店でした。アンドレア、どて焼きにも初挑戦!違和感無くクリアー‥‥どころか、むっちゃ!気にいったようです。勿論、串カツも完食ほんま良かったね。

奈良まで行きたかったんですが、また明日。
ええ。まだ続きます。
まだ暫く、おつきあいのほどを。


では

# by miciamiciamicia | 2012-02-17 19:07 | NIPPON | Trackback | Comments(0) 

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